Netflixで全話を一気に見ました。ついでに延長公開中の外伝も観てしまいました。
なんとも悲しくも美しいお話です。
腑に落ちない点もたくさんありますけど、それを言っちゃおしめえよです。
あまりに気に入ったのでtwtterのアイコンで使わせていただくことにしました(笑)
ということでおススメです。
公式サイトはこちら
来年1月公開予定の劇場版予告編もどうぞ
あまり話題になっていないようですが10数年ぶりに復活した「宇宙戦艦ヤマト復活編」を観てきました。全然期待していなかったのですが、意外や意外、なかなか楽しめました。
正直言って観るべきがどうかかなり悩んだのです。なぜかというと、某掲示板などでの評価があまり芳しく無かったからなのですが、私は観て良かったと思いましたよ。
もし、下記の条件が揃っている方ならぜひ映画館で観てはどうでしょうか。
1.リアル世代であること(TVシリーズ以降のね)
2.SFやスペースオペラが好き
3.メカが好き
4.アニメが好き
5.戦争映画が好き
6.思考がやや右よりである
7.広い心を持っている(細かくない)
以上のうち4つくらい当てはまるのなら必見かもしれません(笑)
特にファーストヤマトをTVや映画でリアルに観てきた私のような世代では、例の美しいソプラノのメロディーや懐メロの嵐ですごく懐かしさを覚えます。その懐かしさにプラスして、今風のCGにより滑らかに動くヤマトや戦闘シーンの迫力や、アラフォーになった古代進の存在感、その表現方法が実に的を射たものになっているように感じました。
もちろん最後まで飽きさせない見せ場の連続もなかなか素晴らしいと思いましたよ。ストーリー上の疑問点や表現方法の疑問点もいくつかはありましたが(ここでは述べません)それはどんな映画にもあることですしね。
こんな感じで本当にしっかりとしたヤマトワールドが出来上がっていましたので、私のように迷っている人は、だまされたと思ってぜひ観てみましょう。レイトショーで支払った¥1,500は決して惜しくは無かったです。
で、次はキムタケ主演の実写版も製作中らしいですね。こっちのほうはどうなんでしょう。スタートレック的なドラマになるのでしょうか?それともお笑いになるのでしょうか(笑)
ま、あまり期待しないほうが楽しめるのかもしれませんね。
一昨日の土曜日の夕方、本来ならば家族サービスをしなくてはいけないところであるが、連日の激務の疲れを取ろうと一人で映画を観にいった。
どれを観るかは予め決めていた。押井守監督のスカイ・クロラというアニメ作品だ。
原作があるそうだが読んだことは無く、TVのニュースでちらっと紹介されていたのを見て興味を持ったのだ。
特に、旧日本海軍が戦争末期に開発した震電という前後が反対になったような戦闘機によく似た飛行機が、空中戦をするシーンが印象に残り、どうしても見たいという衝動を抑えられなかった。
公開初日であったが、席に人はそれほどいない。まあ半分位の入りか。
上映が始まり、冒頭から空中戦シーンから始まる。格好の良いシーンが連続し期待が高まる。
主人公が現れる。なかなか興味あるキャラクターデザインだ。声優もはじめは違和感が有ったが、次第に慣れてくる。というより物語の全容が掴めてはじめてなるほどと納得できる。
なかなか興味深いストーリーで段々と物語に引き込まれていく。気が付くともうラスト10分位になっている。
それでだ、クライマックスのシーン・・・
見事なまでに期待を裏切る結末が待っていた。
ここに到るまでにはおぼろげながら世界観が判ってきただけに、自分はショックで呆然としてしまった・・
あまり書くとネタバレしてしまうので、この程度にしておくが、観終わった後に激しく鬱になってしまい、自宅に帰っても家族と会話もしたくないほどであった。
思うにこの映画は娯楽作品では無い。現実社会を写す鏡のようなものだ。
自分のように、理想と現実の間でもがき苦しんでいる者にとっては、主人公の思考内容が現実の自分を投影しているようで何故だか辛くなるのだと思う。
何を書いているのか自分にも判らなくなってきたのだが、この作品をアニメだと馬鹿にせずにぜひ観て欲しいと思う。観ることで、きっと鬱になったこの気持ちが判っていただけるだろう。また、自分はこの原作本を読んでみようと思った。恐らく2時間の映画にするには内容が濃いのだろう。小説であればもっとこの世界の事がわかるかもしれない。
それにしてもストレス発散のために観た映画でストレスが溜まるのは一体どういうことだ?この、押井守監督の作品はスカッとするようなものが無い。だから好き嫌いがはっきりするのだと思う。
最後に、この映画はエンドロールの後にもシーンが有るので席を立ったないように。
以上。