一言で最高だった。数々の漫画を実写化した映画を観てきたが、ここまで原作をリスペクトして忠実に実写化しているものは観たことが無い。この事だけでもとても素晴らしいことだ。脚本家が原作を勝手に改変するなどは越権行為だし、特段の理由が無い限りは有ってはいけない事だと思っている。
それから配役も素晴らしく、一番難しいと思われるアシリパ役も見事なくらいにアシリパそのものだった。不死身の杉本も見事に杉本だったし、その他の役者もみな見事に漫画と同じに成りきっており、全く違和感の無い画面作りに成功していた。
また、203高地のシーンから北海道の雪原の景色、明治時代の小樽の街並みなども、しっかりと描かれていて、チープさを微塵も感じることが無かった。更にはアイヌのコタンのシーンでも特別に華美にすることはなく、とても自然体のアイヌを表現出来ていて好感が持てた。
更にはヒグマと戦うシーンや狼のシーンなども素晴らしく、制作陣がこの作品作りに全力を上げていたことがしっかりと伝わってきたし、格闘シーンや食事のシーンなども手抜きを感じる場面は全くと言って良いほど無かったのが印象的であった。
物語は序章といったところまでだったので、当然続編が作られることになるだろう。恐らくは4分の1くらいづつの映像化になるのではなかろうか。
すぐにでも観たいがところだが、続きが観られる日まで首を長くして待つことにしよう。
アイヌの知識が無い方やアイヌ嫌いの人にもおススメしたい作品だ。
それから配役も素晴らしく、一番難しいと思われるアシリパ役も見事なくらいにアシリパそのものだった。不死身の杉本も見事に杉本だったし、その他の役者もみな見事に漫画と同じに成りきっており、全く違和感の無い画面作りに成功していた。
また、203高地のシーンから北海道の雪原の景色、明治時代の小樽の街並みなども、しっかりと描かれていて、チープさを微塵も感じることが無かった。更にはアイヌのコタンのシーンでも特別に華美にすることはなく、とても自然体のアイヌを表現出来ていて好感が持てた。
更にはヒグマと戦うシーンや狼のシーンなども素晴らしく、制作陣がこの作品作りに全力を上げていたことがしっかりと伝わってきたし、格闘シーンや食事のシーンなども手抜きを感じる場面は全くと言って良いほど無かったのが印象的であった。
物語は序章といったところまでだったので、当然続編が作られることになるだろう。恐らくは4分の1くらいづつの映像化になるのではなかろうか。
すぐにでも観たいがところだが、続きが観られる日まで首を長くして待つことにしよう。
アイヌの知識が無い方やアイヌ嫌いの人にもおススメしたい作品だ。