送信機の準備が終わったら、次はドローン本体といきたいところですが、今回はD-RTK2 mobilestationの準備について紹介します。
これがD-RTK2mobilestationです。(写真はDJIのHPより)
非常に背が高い装置なので分割して持ち歩き、現地で組み立てることになります。で、苦情なのですがこれにはケースも何も付いてこないのですよ。ドローン本体には立派なケースが付いているのに、この基地局となるD-RTK2mobilestationにはケースが無い。これはDJIさんも考えたほうが良いですね。決して安い機材では無いですから。
そして、なんと日本語のマニュアルも無いのです。中国語、英語のマニュアルはあるのに、日本語版が無い。これもなんとかして欲しいなあと思っていたら、6/11に待望の日本語マニュアルが追加されていました。でもこれは基本設定のみが記載されているだけで、運用マニュアルは今も無いという初心者には極めてハードルが高い仕様には変わりがありません。ただ、日本語が適切に使われているのは評価しましょう。漢字も正しいものが使われています(笑)
さてと、苦情はそこまでとして準備をしていきましょう。
まずはじめにバッテリーを装着します。利用するバッテリーは、送信機(プロポ)と同じバッテリーとなります。共通で使えるのは良いですね。
このバッテリー(WB37)を装着します。
駆動時間は2時間と記載されていましたが、実際には3時間から4時間くらいは持つようです。短いなーと思いますが、GCP(評定点)の測量には別のDNSSローバーを利用することになりますので、まあ2時間あれば空撮そのものは出来るかなと。ただ、予備のバッテリーは必須ですね。現場では何があるかわかりませんから。
ここにバッテリーをずぼっと入れます!
電源を入れてみます。例によって電源ボタンを押して手を離し、もう一度2秒ほど押すと起動します。電源がONになるとふぉーんというファンの音が響き渡ります。結構うるさいです。なるほど2時間しか持たないというのもわかります。
電源が入った直後
でここでも苦情ですがこのボタン、指では非常に押しにくい。決して私の指が太いというわけではありませんがボタンが押しにくいのです。必ず左手で本体を抑えておく必要があります。そうしなければせっかく定めた位置がずれてしまいます。それに、ボタンそのものがランプとして光る形なので、ボタンの上に指を置くとランプが見えなくなってしまいます。この点はぜひ改善して欲しいですね。
<モード>の選択!
電源が入ったら、次はモードを選択します。D-RTK2mobilestationには5つのモードがあるようですが、実際にPhantom4RTKで利用できるのはモード1とモード3の2つとなります。
モード1:モバイルベースステーション。(Phantom4RTK用)
モード2:据え置き型ベースステーション(使用せず)
モード3:ハンドヘルド型地図作成デバイス(Phantom4RTK用)
モード4:モバイルベースステーション(M210RTK V2用)
モード5:モバイルベースステーション(放送モード、M300RTK用)
基本的にはモード1のモバイルベースステーション(RTK基地局)として利用することになるだろうと思っています。そのための立派なトリポッド(3脚)をオプションで購入しました。ただ、ネットワークRTKも使ってみたいので、その際はモード3で使うことになります。この場合はバイポッド(2脚)が必要になるかな。これもそんなに安くは無いのでちょっと検討してみようと思います。
それとインジケータランプについても覚えないといけませんね。
インジケーター部
このようにボタンが3つ並んでおり、左から、リンクボタン、電源ボタン、モード切替ボタンです。
覚えておかなければならないことは
<リンクインジケータランプ(左)>
1.赤色⇄緑色の交互の点滅=処理を開始の合図です
2.緑色点灯=OK
3.赤色点灯=接続出来ていない.
<電源インジケーターランプ(中央)>
1.赤色⇄緑色の交互の点滅=処理を開始の合図です
2.緑色点灯=OK(衛星信号が10個以上受信)
3.黄色点灯=まあOK(衛星信号が6個〜9個受信)
4.赤色点灯=ダメ(衛星が少ない、バッテリーが無い)
<モードインジケーターランプ(右)
1.緑色点滅1回=モード1で実行中
2.緑色点滅3回=モード3で実行中
3.黄色点灯=モード切替ステータス中
こんなところかと思います。あとはなんとなくわかるかな。
なお、起動すると自動的にモード1が選択されます。
で、その前に送信機とのアクティベーションが必要でした。アクティベーション作業は送信機側のGSRアプリでRTK設定メニューから行います。詳しく?は次回に説明したいと思います。
ということで今回はここまでです。
これがD-RTK2mobilestationです。(写真はDJIのHPより)
非常に背が高い装置なので分割して持ち歩き、現地で組み立てることになります。で、苦情なのですがこれにはケースも何も付いてこないのですよ。ドローン本体には立派なケースが付いているのに、この基地局となるD-RTK2mobilestationにはケースが無い。これはDJIさんも考えたほうが良いですね。決して安い機材では無いですから。
そして、
さてと、苦情はそこまでとして準備をしていきましょう。
まずはじめにバッテリーを装着します。利用するバッテリーは、送信機(プロポ)と同じバッテリーとなります。共通で使えるのは良いですね。
このバッテリー(WB37)を装着します。
駆動時間は2時間と記載されていましたが、実際には3時間から4時間くらいは持つようです。短いなーと思いますが、GCP(評定点)の測量には別のDNSSローバーを利用することになりますので、まあ2時間あれば空撮そのものは出来るかなと。ただ、予備のバッテリーは必須ですね。現場では何があるかわかりませんから。
ここにバッテリーをずぼっと入れます!
電源を入れてみます。例によって電源ボタンを押して手を離し、もう一度2秒ほど押すと起動します。電源がONになるとふぉーんというファンの音が響き渡ります。結構うるさいです。なるほど2時間しか持たないというのもわかります。
電源が入った直後
でここでも苦情ですがこのボタン、指では非常に押しにくい。決して私の指が太いというわけではありませんがボタンが押しにくいのです。必ず左手で本体を抑えておく必要があります。そうしなければせっかく定めた位置がずれてしまいます。それに、ボタンそのものがランプとして光る形なので、ボタンの上に指を置くとランプが見えなくなってしまいます。この点はぜひ改善して欲しいですね。
<モード>の選択!
電源が入ったら、次はモードを選択します。D-RTK2mobilestationには5つのモードがあるようですが、実際にPhantom4RTKで利用できるのはモード1とモード3の2つとなります。
モード1:モバイルベースステーション。(Phantom4RTK用)
モード2:据え置き型ベースステーション(使用せず)
モード3:ハンドヘルド型地図作成デバイス(Phantom4RTK用)
モード4:モバイルベースステーション(M210RTK V2用)
モード5:モバイルベースステーション(放送モード、M300RTK用)
基本的にはモード1のモバイルベースステーション(RTK基地局)として利用することになるだろうと思っています。そのための立派なトリポッド(3脚)をオプションで購入しました。ただ、ネットワークRTKも使ってみたいので、その際はモード3で使うことになります。この場合はバイポッド(2脚)が必要になるかな。これもそんなに安くは無いのでちょっと検討してみようと思います。
それとインジケータランプについても覚えないといけませんね。
インジケーター部
このようにボタンが3つ並んでおり、左から、リンクボタン、電源ボタン、モード切替ボタンです。
覚えておかなければならないことは
<リンクインジケータランプ(左)>
1.赤色⇄緑色の交互の点滅=処理を開始の合図です
2.緑色点灯=OK
3.赤色点灯=接続出来ていない.
<電源インジケーターランプ(中央)>
1.赤色⇄緑色の交互の点滅=処理を開始の合図です
2.緑色点灯=OK(衛星信号が10個以上受信)
3.黄色点灯=まあOK(衛星信号が6個〜9個受信)
4.赤色点灯=ダメ(衛星が少ない、バッテリーが無い)
<モードインジケーターランプ(右)
1.緑色点滅1回=モード1で実行中
2.緑色点滅3回=モード3で実行中
3.黄色点灯=モード切替ステータス中
こんなところかと思います。あとはなんとなくわかるかな。
なお、起動すると自動的にモード1が選択されます。
で、その前に送信機とのアクティベーションが必要でした。アクティベーション作業は送信機側のGSRアプリでRTK設定メニューから行います。詳しく?は次回に説明したいと思います。
ということで今回はここまでです。
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