それでは何回になるのかはわかりませんが、コツコツと調べながら書いていくことにしましょう。まずは本稿の中心となるUAV(ドローン)の紹介をします。中国はDJI社のPhantom4RTKというモデルになります。(国産で安くて便利なドローンが有れば良いのですけどね)

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箱から取り出したばかりなので傷一つ無くピカピカです

このPhantom4RTKは中国はDJI社製産業用ドローンの一種で写真測量専用の機能が搭載されたモデルです。中央部の出っ張った部分が、GNSSからの信号を受信するアンテナになっています。この形状でベースモデルのPhantom4と見分けることが出来ます。

価格も通常のPhantom4よりは少しお高いです。それに一般のお店やamazon、楽天では購入することが出来ません。専門の代理店からでなければ購入出来ない仕組みになっております。おそらくサポート等を考慮しているのでしょう。

早速プロポ(送信機)から準備していきます。
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一般向けのPhantom4と違い、液晶モニターが標準で装備されています。これは外したり更換したりは出来ません。画面の大きさは5.5インチですから、iPhone Plusと同じサイズですね。
少し小さいかな、とはじめは思ったのですがこの送信機は意外に重たいのです。計りが無いので重さを計ってはいませんが、感覚としては大きいメロン1個くらいかな(アバウトでスミマセン)

その重さのあるものを飛行中はずっと持っていなければならないので、これ以上重たくなると少々しんどいかも知れません。なので結果的にはちょうど良いサイズだと言えるのかも。表示領域は少々狭いですが我慢しましょう。

裏面にはバッテリーと、ドングルを装着するようになっています。バッテリーについては説明するまでも無いので省略するとして、ドングルは説明が足りないので少し悩んでしまいました。

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これがドングルです。中国ZTE社のものになります。これに、SDメモリカードと通信SIMを装着することになるのですが、その絵が全然無いので困りました。色々と試してみてこれが正解かなと。

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まあ、普段からスマホ等をいじっている人にとっては当然なのでしょうけど、私にはさっぱりわからなかったです。通信が正常に行われていることが確認できるまでは悩んでました(笑)
もう少しわかりやすく説明して欲しいなあ。

ちなみにSIMは、Biglobeモバイルの格安SIMを選択しました。このSIMは回線がdocomoなのでエリアが広いのと、Phantom4rtkで利用可能ということでした。尚、このドングルをPCに装着すればどこでもネットにつなげることが出来るので便利です。ドローン専用にするのは少々勿体ないです。

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SDカードとSIMを装着したドングルをここにざくっと差し込んで完了です。

それではプロポの電源を入れましょう。で、何度電源ボタンを押しても切れてしまいます。やはり説明書はきちんと読まないとダメですね。

<電源の入れ方>
1)電源ボタンを押して反応があったら一旦指を離す
2)再度電源ボタンを2秒以上押し続ける
3)起動!

このような動作になっています。プロポに限らず、ドローン本体も後で説明するつもりのD-RTK2 mobilestation(DJI社製基地局ユニット)も同じ要領で電源を入れることになりますので覚えておきましょう。

ということで次回に続きます。