昨今のマスコミや野党の安倍総理や内閣へのネガティブ報道を見ていますと、ハーメルンの笛吹き男との類似性を感じざるを得ません。

ハーメルンの笛吹き男はドイツの伝承寓話で、グリム兄弟を含む多くの作家が童話や小説で現代に伝えてきているものです。

内容を要約しますと、ネズミに困った町の住民が、派手な服を着た男がネズミを退治してやると提案してきたので、ぜひと頼んで退治をしてもらったのに、約束の報酬を払わなかったためにその仕返しで町中の子供達130人がさらわれてしまう、と言った身も蓋も無い話です。

どこに類似性を感じるかと言いますと、
1.怪しい人物が言う言葉をこれは素晴らしいと喧伝し、
2.政権が倒れた後がバラ色とは限らないのに蒙昧にそれを信じこませ、
3.政権交代後に予想される悲劇にまで人々の想像が及んでいない

まさに、今は笛吹き男の喧伝が着実に市中に広がっている状態だと思えてならないのです。
次の段階になってしまえば、いよいよ日本は大事なものを失ってしまうのでは無いでしょうか。

では、なぜ人々が約束した報酬を笛吹き男に払わなかったのでしょうか。
それは莫大な要求が有ったと考えるべきでは無いかと私は考えました。人々は礼をしたかったのに出来ないほどのものだったと考えるべきでしょう。おそらく人々はハッと気が付いたに違いありません。騙されたと。しかし払えないものは払えません。そしてその利益が与えられなかった男は町中の子供を連れ去るという暴挙に出たのでしょう。
このことから、この笛吹き男が決して善意で近づいてきたわけでは無く、はじめから子供達を連れ去るのが目的で近づいてきたのではないか、という推定が出来るわけです。

現在の日本に例えてみますと、

・ネズミ=安倍総理、自民党、公明党の連立与党内閣
・ハメルーンの笛吹き男=野党+左翼マスコミ+中国、韓国
・町の人々=日本国民
・子供達=竹島、尖閣諸島、日本の持つ各種権益

自分でもかなり曲解しているなあとは思いますが、どうしてもこのように感じてしまうのです。なので、やはり与党は自公でなければむしろ危ないと思っているわけです。別に同意はもとめませんが(笑)

今の日本社会はそんなにネガティブになるような要素も不満も私自身は全く感じていないので、保守と言われてしまうのですが、身の丈で生きて行けば良いだけですし、金持ちに成れなかったのは自分の勉強が足りなかっただけと思っています。
それでも毎日の食事が出来、ほどほどの娯楽が楽しめる毎日。病気になれば診てもらえるし、何の不満も無いのです。海外旅行に行けないとか小さな家にしか住めないとか言ってもそれは仕方が無いことですし。
税金だって喜んで払います。国民の義務だし社会の役に立っているわけで。それに普段からゴミ拾いや掃除、除雪作業などは隣近所の分も私は積極的にやってあげていますよ。社会への奉仕の精神は忘れてはいけないかなと。情けは人の為ならず。

アベガーって言う人たちは一体何がそんなに不満なんでしょう。
衣食足りて礼節を知るではダメなのでしょうかね。