一人の管理者が管理できる部下の人数や業務の数量のことを、スパン オブ コントロールと言う。

どのような業務なのかにも寄るが、一般的に労働集約的な業務であれば管理できる人数は多くなるが、商品やサービスの特殊性や専門知識、技能、技術を要するもの、性格が異なる複雑な案件等に対応するような場合には、少人数しか管理が出来ないとされる。

つまり、企業が適切に事業運営を行うには、事業部内の管理体制を現在行なっている業務内容としっかりと適合させておかねばならないということだ。

当たり前のことなのではあるが、組織が大きくなればなるほど意外と気が付かなくなるようだ。