東京へ単身赴任し、その初日を終えた。

まあ、これも仕事なので自分の責務を全力をあげて尽くすのみなのだが、やはりどうしても残してきた家族が気にかかる。

妻や中学生になった息子は理解してくれていると思うが、4歳の娘にしてみれば大好きな父親が理由もわからずに不在となるのだからさぞや寂しいことだろう。

父親として今は申し訳無いとしか言いようがない。

だが、同じ空の下にいるのだから今は我慢して欲しいと思っている。

震災に見舞われた東北では、津波で親兄弟がいきなり居なくなってしまった方が一体どれくらいいるだろうか。会いたいと思ってもも会えない。そんな悲しみの淵にいる方から比べれば、父親の単身赴任などどうということは無いのだ。

来週末にはゴールデンウイークが到来する。すぐに帰ることになるから、今は我慢して待っていて欲しいと思う。家に帰った時には一杯甘えさせてあげよう。