23日の日曜日は、娘の面倒をみながら家でおとなしく留守番をしていたのであるが、NHKのBShiでたまたま流れていた「サラリーマンNEOwikiの再放送を視聴し、とても笑わせて頂いた。

正直言って、自分は今の民放のお笑い番組は好きでは無い。芸能人の内輪話や無知無教養を売りにして笑いを取ることには、全くもって迎合できないし、また、したいとも思わないのだ。はっきり言ってあんなのは芸とも思えない。まあ、こう思ってしまうのは自分の性分なのだから仕方が無い。どんなお笑い番組を見てもあまり笑えない、こんな自分はとてもツマラナイ人間だと思っている。

ところが、この番組は違うのだ。見事に自分のツボに嵌った。一つ一つのコントの内容と、それを演じる各役者の演技力たるや「素晴らしい」の一言である。これこそ笑い、これこそコメディだと思える内容なのだ。(と自分では思う)
WIKIには、「NHKらしからぬ、NHKにしか出来ない番組」と解説されているが、まさに同感である。

年末にはスペシャル番組があるらしい。今からとても楽しみだ。
今までこんな番組があったことすら知らなくてとても残念に思う。これからはきちんと録画しておくようにしよう。

それにしてもNHKの放送はどんな番組でもそこそこ安心してみることが出来る。まてよ、よくよく考えてみると、自分は今やほとんどNHKの番組しか見ていない。

今の民放は、バラエティもドキュメンタリーも、そしてニュース番組でさえ、内容に違和感を感じる。こんな自分のような人間が増えてくると、きっとどの民放も視聴率は下がってしまうだろう。そして、視聴率とは本来関係が無いはずのNHKに抜かれてしまう結果となる。

もう少し民放の番組を作っている方は内容を考えた方が良い。家族団らんの時間にふざけた内容ばかりでは、子供の教育上もよくない。番組の質をもう少し高めて欲しいのだ。そうでなければ自ずから視聴者は自分のようにNHKへと移っていくだろうな。

もちろん全員とは言わないが・・