昨年書いたこの記事から1年以上も経ちましたが、相変わらず見つからないのが防衛省の建設工事に係る電子納品手引書(案)です。
今回私に電話をくれたこの受注者さんもとても悩んでいるのでした。

特記仕様書にはしっかりと書かれているにも関わらず、「防衛施設局の発注担当者もその存在を知らない」という幻の手引き・・・・正直笑ってしまいますね。

きちんと確認して探してくるのは監督の仕事なんじゃないの?と突っ込みたくなる衝動に駆られます。

特記仕様書

しかも、図面についてはSXF形式で出すように記述されているにも関わらず、発注図面はJWWやらDWGやらが入り乱れた、製図基準に全く準拠していないデータが渡されているのでした。

一体全体、防衛省はどうしたいのでしょうね。

こういうのをお役所仕事というのです。こんなんじゃ受注者も困ってしまいます。
やる気が無いのなら、特記仕様書からこの記述を削除すればいいのに・・

国防上の秘密があるから開示できないのだ!というならまだ納得できるのですが、今回の工事は「自衛隊の官舎の修繕工事」なんです。(爆)

官舎にそんな秘密があるとは思えないよ・・

いや、待てよ・・。もしかしたら自衛隊の官舎の地下には核シェルターがあるのかもしれないな。それとも秘密の弾薬庫があって簿外在庫を貯めてあるのかも・・(笑)

冗談はさておき、とりあえずこの手引(案)については、本気で調べてみようと思いました。

もしどなたか知っている方がいらしゃいましたら、こっそりと教えてください。謝礼を進呈しますよ(笑)