脳死とはいえまだ血が通っているわが子の生命を絶ち、そしてその臓器を複数の難病の患者へ提供するということが先日行われました。
これはなかなか出来ることではないと思います。仮にわが子が脳死になったとして、同じような決断が出来るのかどうか、正直言ってかなり難しいのではないかと思います。
父親はともかくとして、お腹を痛めた母親にとっては子供というのは我身の分身でもあるのです。非常に辛い葛藤にご両親は悩まれたのではないでしょうか。そんな思いにとらわれながら今朝の新聞の記事を読み、思わず目頭が熱くなってしまました。
臓器の提供をうけて新たな生命をもらった方達には、ぜひこの提供してくれた子供さん、そしてそのご両親には、一生感謝の気持ちを背負いながら、精一杯長生きをして欲しいと思います。それがきっと、この恩に報いることになるだから。