今日は、広島市に米軍により原爆が投下されてから63年目の日である。
この凄まじい核のパワーが実戦で使用されたのは、日本の広島と長崎だけであり、以降の戦争では一度も使われたことは無い。
先の建設ブロガーの会in中国(瀬戸内海サミット)で広島を訪問したばかりなので、今も原爆ドームの様子が脳裏に焼きついている。このブログでも写真を紹介したい。
原爆死没者慰霊碑に刻まれた碑文
『安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから』
この原爆ドームは、後世に残すべき軍国日本の敗戦の象徴である。
多くの被害者が悶え苦しみながら死んでいったことを決して忘れてはいけない。
日本は今後も核兵器を持つべきでは無いが、同時に他の現保有国に対しても粘り強く核兵器を放棄すべきだと強く訴えていく必要がある。
これは大変に難しい課題ではある。そもそも、米国の核の傘内にいながら叫んでも説得力が無いのだ。
一番良い方法としては、日本も核兵器の開発を行い、いつでも製造できるところまで進めておくこと、と自分は思うが、当然のことながら反対意見も相当にあるだろう。このイデオロギーの違いを全て吸収できるような方策は恐らく無い。
現実に目を向ければ、平和国家として過去60年間に一度も戦争をしていないこの日本を国民はもっと誇りに思っても良い。今の子供たちのためにも、この平和を永遠に続けていく必要があるという事に対しては、誰も異論を挟む余地は無いだろう。
我々大人の責任はいつでも重大なのである。