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無題のブログ

ブログタイトルを「無題のブログ」に変更しました。管理人「たけごろう」が適当なことを書き散らかすだけのブログです。

2007年10月

30 10月

開通した道東道トマムIC〜本別IC間を走ってみた

昨日、釧路へ行く所用があったので、早速道東道トマムICから本別ICまでの90.2kmを一気に走り抜けてみました。片道350kmの日帰り強行軍です。(往復700km!)
流石に疲れております。

北海道開発局(北の道ナビ)で距離を見るとこんな感じです。まさに北海道横断です。
http://northern-road.jp/navi/time/info/result.php?dcat=0&dep=01100&acat=0&arr=01206&rsel=a&tsel=a
 

map.png


朝6時に自宅を出発、274号線を東に向かって進みます。占冠村に入り、少し進むと、トマムICへの連絡用に新設された道道610号線に入ります。
 

道道610号線

新設なわりには、右に左へとものすごいワインディングロードです。運転している自分が車酔いしそうなほど。某走り屋が主人公の漫画の作者が喜びそうないい具合です。それからは走っても走ってもトマムICが見えてきません。それもそのはず、かなりの距離があるんです。アルファリゾートトマムの高層ビル群が見えてきたら、ICまではあと一息です。
 

道東道

道東道に入りますと、実に快適に走ることができました。
とりあえず、日勝峠を走らなくて済むだけでも十分に高速のメリットを感じました。
 

制限速度が70km(一部80km)のため、ちょっと物足りません。制限速度を守っていると、後ろがつかえてしまいます。なので自然とスピードが上がってしまいますね。免許の点数を心配しながら走るのはとても疲れるのです。


それにしても北海道は広い。

この広さが経済活動においてもマイナスに働いているのは明らかでしょう。
北海道をよく知らない方には熊しかいないとか無駄な道路とか言われていますが、街と街を結ぶ道路ネットワークは絶対に必要でしょうね。

一日も早い全線開通を期待したいと思います。


それからNEXCOさんに言いたいことは、ETCシステムを道東道にも導入して欲しいということ。
暫定だから仕方が無いのかもしれませんが、一時停止して、わざわざカードを抜いて支払い手続きをするのが面倒です。なんせインパネの裏側の見えにくいところに設置しているものだから、カードを抜くのも戻すのも大変なのでした。ぜひご一考を。

25 10月

無料で使えるアンチウイルスソフト「AVG AntiVirus FreeEdition」

ウイルス対策って面倒ですよね。しかもわざわざお金を出して対策をしなければならないなんて、踏んだり蹴ったりです。だからと言って何もしなければ、万一感染した時の被害は甚大です。個人情報がばら撒かれたり、他の方に迷惑をかけたりと、たくさんの方が泣いているのもまた事実です。

今回、ウイルス対策の必要性はわかっているけどお金を掛けたくないという人に最適な対策ソフトを見つけましたのでご紹介しましょう。

「AVG AntiVirus FreeEdition」です。

AVG AntiVirus

この会社のソフトはもちろん有償のものがメインなのですが、その機能を減らしたバージョンが無料で使えるのです。
ただ、無料と言ってもウイルス対策は有料版と全く同じですので、手抜きが無いところが素晴らしい。

AVG AntiVirusの機能表

一番右が無料版の機能です。日本語対応とAntiVirus機能のみとなりますが、よく見ると他の項目は、あんまり必要が無いものなのです。

【テクニカルサポート】・・要らないでしょう?使ったことありますか?
【商用利用】・・Free版は残念ながら家庭での利用だけです。
【高速アップデート】・・まあ、あれば嬉しいですけどね。
【不審なプログラム検出】・・Microsoft Updateでも「悪意のあるソフトウエアの削除ツール」がありますね。
【詳細設定】・・これは欲しいけど我慢しましょう。
【64bit】・・64bitのXPなどを使う人はきちんとお金を払いましょうよ。
【Anti-spyware】・・MSの「悪意のあるソフトウエアの削除ツール」でOK
【Anti-SPAM】・・メーラーやOutlookで迷惑メールフィルタを使えばOK
【Firewall】・・WindowsXPなら標準装備

ということでほとんど問題が無いです。一度試してみてはいかがでしょうか?
私も自宅のPCに入れてみました。今のところは特に問題は無いですよ。
 

23 10月

USBで最大6台のモニターを繋げるディスプレィアダプタは使えそう!

デュアルディスプレィを一度でも使ったことのある方なら、その便利さは説明するまでもありません。

でもお使いのPCが対応していなくて、残念な思いをしている方も多いのではないでしょうか?

そんな方にお勧めなのが、この「アイ・オー・データ機器のUSBグラフィック(型番:USB-RGB)」と「ラトックシステムのUSB2.0 マルチディスプレイアダプタ (DVI/VGA両対応) REX-USBDVI」です。

USB-RGB

 REX-USBDVI

いずれもディスプレィをUSBに接続するだけで、なんとモニターを最大6台まで繋げることが出来る優れものです。まあ、そんな使い方をするのはディトレーダー位かもしれませんが(笑)

建設業での具体的な使用方法としては、

1台目:CADソフト
2台目:写真管理
3台目:表計算
4台目:メーラー、ブラウザ等

とディスプレィを4台位で使えば業務効率は最高になるのではないでしょうか?
少なくとも、とても贅沢な気持ちが味わえることは間違いないでしょう。(笑)

でも横に4台ならべたら流石に邪魔ですから、縦横2台づつの配置がベストでしょう。

うーん、まさにコックピット。これでフライトシミュレーションが出来ればもう何も言うことが無いのですが、残念ながらDirect3D、DirectDraw、OpenGLには対応していないらしいので出来ないようです。

ということで、各製品の詳細は以下からアクセスしてみてください。

<アイ・オー・データ機器>
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/ga/2007/usb-rgb/index.htm#05

<ラトックシステム>
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/usbdvi.html

そして最近では、ディスプレィそのものにUSB接続機能が装備されているものも発売されましたね。

<サムスン>
http://directshop.samsung.co.jp/product/viewCorp.jsp?prdItmId=1751

とりあえず自分は自宅に遊んでいるモニターが1台ありますので、給料が出たら一つ調達して、横並び3台のモニターで使ってみたいと思っています。どんな感じなんでしょうね。楽しみです。

22 10月

道東道トマムIC-十勝清水ICが開通した!

ついに道東道トマムIC-十勝清水ICが開通しましたね。

これであの厳しい日勝峠を回避することができるので、利用する機会が多い自分としてはすごく助かります。霧が出たり吹雪いたりすると本当に恐ろしい峠です。また大型車がいると追い越しもできずにイライラしたりと、自分としては道内では最も嫌いな道路でした。
 

次は占冠までの開通が2年後だそうです。一日でも早く全線開通して欲しいですね。

今回開通した区間についてはこちらの“道路道楽”さんが詳しく解説しておりますので、ぜひ参照してみてください。

自分も来週には走行しますので、じっくりと観察してこようと思っております。
 

(関連記事) 開通した道東道トマムIC〜本別IC間を走ってみた

20 10月

柿ピー(柿の種)が世界でブレイクしているらしい

SAPIOの今週号(隔週)を読みましたら、なんと柿ピーが外国からの観光客に馬鹿ウケしているらしいです。(真偽のほどは判りませんが・・)
本当であれば、亀田製菓の株を買えば上がるのかもしれませんよ。
(どなたかチャレンジしませんか?)

とりあえずSAPIOはこちら
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&zname=2300&keitai=0

まあ、それは置いておいて、普段は全く意識しないのに、そばにあるとついつい口に運んでしまうんですよねぇ。
まっすぐじゃなくて、ちょっと弓を描いているその姿と色が、妙に食欲そそるわけです。もちろんピリッとする辛さもお酒のつまみには最適ですね。

形状は、金型が壊れたのをそのまま使った結果が、果物の柿の種に似ていたのでそのままにした、と言う説が有力らしいです。
ピーナッツを混ぜるようになったのも、当時余っていたピーナッツを処分するために混ぜたということらしい。
それがなぜか受けたことによって、今の柿ピーになったそう。(詳しくはWikiをご参照)

また、柿の種のピーナッツの割合も黄金率があるらしいです。
試行錯誤の結果導き出された比率は、7:3とのこと。(一部6:4というものもあるが)

で、SAPIOは何を言っているのか?というと、”あられにピーナッツを混ぜるような発想”は日本人ならではのアイディアであろう!ということです。

確かに日本人は漢字からひらがなやカタカナを生み出し、和製英語や略語、さらにはギャル語みたいなものもあり、、既存のものを勝手気ままにカスタマイズしてしまう特徴がありますからね。

言葉の問題はともかくとして、恐らくこういった力が、戦後の復興と経済発展の原動力になったのでしょう。
つまりは古くはピーナッツ入りの柿の種の発明であり、今はさしずめハイブリッド自動車がそれを象徴しているのかもしれないと、ふと思った次第。

ああ、書いていて無性に柿の種が食べたくなってきました(笑)
後で買ってくることにしよう。

<柿の種リンク(wikiより)>

18 10月

くうけんブログがブログ村で一時トップに!(空知建設業協会)

空知建設業協会ではじまった「くうけんブログ」。
昨日、にほんブログ村でチェックしましたら、全国地域生活ブログでなんとTOPになっておりました。パチパチパチ。

くうけんブログ

また、芦別建設業協会の「星の降る里ブログ」も7位に位置し、皆さん、頑張っておられますね。

星の降る里ブログ

閉鎖的と言われてきた建設業界が、自らブログで情報を発信しだしているのを拝見しますと、確実に時代が動いていることを実感させられます。

北海道にもまだまだ沢山の建設業協会がありますので、空知と芦別に負けないように他の協会さんも頑張って欲しいですね。なんなら私もお手伝いをしますので。

空知建設業協会の建物

空知建設業協会
空知建設業協会の建物

CALSMASTERパンフ
受付カウンターに“これ”が置いてあります(^^;)
ご自由にお取りください。

17 10月

リサーチアルチザン(research-artisan)は便利そうだ!

本日は岩見沢建設協会で、コンサルの桃知氏とクピド・フェアさんも交えての「岩見沢生活空間創造システム」の開発会議並びに、広報IT委員会の会議に参加しました。

この席で桃知さんに教えて頂いたのが、コレ。

リサーチアルチザン

リサーチアルチザンというアクセス解析サービス。

まだ使用前ですが、桃知さんが使っているのを拝見し、とても気に入りました。
早速時間を見て設定しようと思います。

おっと休憩時間が終わってしまった。詳細は後日紹介しましょう。

17 10月

CALSスクエア北海道が道受注者向けのセミナーを開催します!

CALSスクエア北海道(CSH)では、CPDSつき、お弁当つき、の講習会を開催するようです。
発注者側である北海道の建設管理局技術管理課の方も、道のCALSについてお話してくれますので、より正しい知識を身につけることが可能でしょう。
電子納品をもっと良く知りたい方や、初めてで何をしたら良いのかが判らない方には、非常に良い機会と思います。

定員がありますので、気になる方は早めに申し込むと良いでしょう。
以下にCSHブログに記載されている内容を転機しておきます。

CSHblog

北海道建設部の電子納品研修会(CPD付)開催のお知らせ

 CALSスクエア北海道(CSH)は、来る11月9日北海道建設部が発注する土木工事の電子納品についての研修会を開催します。
 研修会は、北海道建設部が今年4月に北海道建設部所管の土木事業及び北海道水産林務部所管の漁港事業のうち国庫補助事業において、工事施工情報共有ならびに電子納品保管管理を実施するにあたり留意するべき事項について示した「情報共有・電子納品運用ガイドライン【工事編
」について、工事受注者としての対応すべき事項を精査し、スムーズな情報共有並びに電子納品を実現するために必要な知識と、電子納品に最低限必要な作成技術を習得する内容となっています。

【研修会名】
工事受注者のための電子納品・情報共有研修会
~スムーズな電子納品実現を目指して~

【主  催】
CALSスクエア北海道(CSH)

【後  援】
北海道建設新聞社

【受講対象者】

北海道建設部所管の土木事業及び北海道水産林務部所管の漁港事業に従事又は従事予定の技術者

【日  時】
平成19年11月9日(金曜日) 研修9:30~16:30 受付9:00開始

【会  場】
札幌市産業振興センター(札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1 TEL011-820-3033)

【研修内容】
9:00 ~ 9:30 受付

9:30 ~10:00 挨拶 北海道建設部のCALS/ECについて 
北海道 建設管理局技術管理課

10:00 ~11:10 「運用ガイドライン【工事編】」の解説  以下講師はCSH

11:10 ~11:25 休 憩

11:25 ~12:15 情報共有サーバーの使い方

12:15 ~13:15 昼 食(お弁当付)

13:15 ~14:15 工事写真と竣工検査時の対応方法

14:15 ~14:30 休 憩

14:30 ~16:00 「CAD製図基準(案)」に準じた図面作成

16:00 ~16:20 アンケート記入・CPDS登録方法の解説・CPDS受講証明書発行

※講師はCSH所属のCALS/ECエキスパート・CALS/ECインストラクターが担当


【定  員】
90名 ※定員になりしだい締め切りいたします。

【C P D】
(社)全国土木施工管理技士会連合会 6UNIT(申請中)
※受講終了時に、「CPDS受講証明」をお渡しします。


【受 講 料】
3,000円 (昼食代込み・税込)

【お申し込み期限】
11月2日(金)まで FAX申込み
・申込みは、
研修会紹介ページの申込書にアクセス後、必要事項を記入の上FAXで申し込みください。
・受付後、振込口座を記載した受講票をFAXします。
・当日は、受講票と振込みを確認できるものを必ず持参の上、受付してください。
・振込みを確認できないときは、入場をお断りいたします。
・振込みいただいた方で、当日出席できなかった方への受講料の返金はいたしません。ご注意ください。

 パンフレットと申込書は、
こちらからダウンロードしてください

※追記
このセミナーは、発注機関である北海道の協力を得ているほか、CSHの非営利活動として開催されますので、ソフトウエア商品やサービスサポートなどの宣伝行為、パンフレットの配布等は一切行わないことになっております。

10 10月

建ブロの日【コメント投稿について】

今日は建ブロの日ということで共通テーマによる投稿です。

テーマは、「コメント投稿について」ということなのですが、何を書いたらいいんだろう?

私の場合は、コメントがたくさん続くブログにはあんまり書き込まないんですよね。なぜなら、話の流れをぶった切るような気がするんです。

逆にコメントの無いブログに書くことは結構ありますけどね。

それにしても不思議なのは、みなさんマメだよな~ってことです。ちゃんと仕事しているのでしょうか?(笑)

自分は勤務中でも書こうと思えば書ける立場ですが、やはり遠慮がちになります。(やることは他にも沢山あるので・・)
かと言って家では子供や女房の相手で手一杯。
深夜にちょこっとPCは使いますが、すぐに眠くなってまともな文章は書けないですね~。

でも、自分の記事にコメントをくれるとすごく嬉しいですし、励みになりますよね。
それがネガティブであったとしても、意見をいただけるというのは嬉しいものです。
まあ、自分としては相手の批判になるようなコメントは避けるのがルールだと思っていますので、そんなことは書きませんけど。

ということで、今日も空き時間を狙ってコメントを書くのでありました。
建設ブロガーの皆様、これからもよろしく御願いしますね♪

9 10月

何のために各CALSの資格はあるのか

キタノミナトさんのブログで激しい議論が展開されておりました。

ちょっと出遅れてしまいましたので、コメントではなく、自分なりに考えていることを書くことにします。


1.CALS/ECエキスパート(RCE)、CALS/ECインストラクター(RCI)について


CALSって何?って思っている方が世の中には大勢いらっしゃいます。この建設業界ですら理解されていない方がまだまだ多くいらっしゃいます。それはそうでしょう。自分の仕事、会社の仕事に必要の無いものであれば、知る必要もないから当然です。

ただ、それでは国は困るわけです。様々なものを電子化し、且つデータベース化していくことで、e-japanの実現に向かって進んでいかなくてはなりません。
これは国家そのものをデータベース化するとも言え、ITが発展してきた先進国である日本としては、もはや避けては通れない道なのです。今更後退は出来ない。

それなら、国が音頭をとって、勝手にやればいいじゃない?なんでやらないの?という声が聞こえてきそうですが、その通りです。GISにしろ地図データの電子化にしろ、国がどんどんと進めていけばよいのです。

ところが作成した矢先から、それらのデータは古くなっていくのです。つまりデータの鮮度が悪くなる。常時最新の状態で保持するためには、災害が起きる度、工事が行なわれる度に最新のデータに更新していかねばならないわけです。

ところが国にはそのお金も余裕が無い。で、どうするか?

調査、測量、設計をする業者や工事をする業者に図面を書いてもらえば、最新の図面が集まります。そして、その図面も共通のルール(CAD製図基準やSXF)で書くことによって、全国共通で利用できる図面となり、有効利用が図れるようになるのです。今のCALS/ECは丁度この段階に位置するものと思います。


従って、我々のような有資格者の仕事は、上記を踏まえて、CALS/ECの正しい知識を教授し、その必要性を唱え、普及啓蒙の役割を果たすのがまず第一の役割なのです。電子納品の支援業務そのものは副次的なものであって、本質的な仕事ではありません。ルールさえ理解していれば、資格がなくとも何の問題も無いのですから。


2.SXF技術者について


電子納品支援をビジネスとしている人には、この資格の方がより実務に近いかもしれません。
ただ、これもCADが使えなくても取得可能な資格です。もちろん図面そのものを描けなくても取れます。
従って、この資格者のスキルをあらわすことは残念ながら出来ていないのが実情です。

本来であれば、やはり実務経験や製図テストなどの有る試験のほうが良かったでしょう。(受験者は極端に減ってしまうかもしれませんが)

現実としては、RCE、RCIと同じく資金調達のための資格商法では?と揶揄されてしまうのも仕方が無いのかもしれません。ただ、目論みとしては、国際標準であるSXFの定着と普及ですから、決してやましいものではないと自分は解釈しています。この資格の意味を今後OCFがどう打ち出せるかによって、その価値が変わってくるでしょう。
公的なものでは無いにしてもOCFにはこれからも期待したいところです。


3.なぜCALS/ECは進まないのか


ミソも糞も一緒(汚い言葉でごめんなさい)にしてしまったのが第一の原因でしょう。
本当に必要なものとそうではないものの切り分けが出来ていないところが問題です。図面が必要になるのは言うまでもありませんが、打合せ簿や施工計画書などはオリジナルファイルの必要性がどこまであるのか?また、工事写真もすべて収集したところで本当に意味があるのか?ということです。

それぞれのデータにも、実はライフサイクルがあります。今だけしかいらないもの、後々まで残しておかねばならないもの・・そのレベルを無視して、一元化を図ったのが今の工事完成図書の電子納品要領(案)です。
本来は本当に必要なものだけを、必要な保存形式で、必要な保存期間を定めて管理するルールを策定しておけば良かったのです。

そもそもワープロにしてもPDFにしても、パソコンで文章を読むためのツールではありません。きれいな印刷物を作成するのが本来の目的です。情報だけが欲しいのであれば、書式などは不要なのです。検索すると必要な情報が取り出せるのが本来のITです。検索した結果がファイルで出てくるというのは実はIT化とは言いません。


つまり、従来の紙でのやり方の延長上に今のルールが策定されてしまったのがそもそもの間違いだったわけです。本格的にやるのであれば、受け皿(システム)が先になければならなかった。
残念ながらこれは国交省のミスリードでしょう。

恐らく、次世代型CALSでは反省を踏まえてその方向で進んでいくことになるかと思います。現実として、すでにそういったシステムも出てきているようです。近いうちに必ずそうなることでしょう。そしてその時こそ真のCALSが動き出すことになるのです。


4.インチキ業者を排除せよ
 

上記のキタノミナトさんのblogにありますが、インチキな電子納品支援業者が跋扈していると聞きます。私の参画しているCALSスクエア北海道のメンバーや、この建設ブロガーの会のメンバーでも、電子納品支援をされている方が多いのですが、皆さん電子納品を真剣に考えておられて、成果品データの品質にも大変気を配ってやっています。

ところが、中には業者の無知に付け込んで、インチキなデータを作成し莫大な費用を取っていたりするケースがあるんですね。人事ながら、この詐欺にも近い業者に対しては憤りを感じざるを得ないのです。
ましてやそれがこの資格者であるとのこと。このことは、この資格者全員の品位を貶めることにもなり、断じて看過できない事態であると言えましょう。

この、資格者を監督する立場であるJACICは、こういった事をどう見ているのでしょうか?やはり、資格者にあるまじき行為をした場合は、資格の剥奪などは必要かと思うのです。良心に基づいて仕事をしている資格者とは明確に区別して欲しい。そう言わずにはいられませんでした。
この人のために、すべての有資格者が疑念の目で見られているのだとすれば、とても悲しいの一言です。

長文になってしまいました。お読みくださいましてありがとうございました。

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