私が7歳の頃に撮られた写真です。順番待ちのあと、運転台に上って汽笛を鳴らしたことを今でも覚えています。
1972年の岩見沢駅構内でのお別れイベントの写真のようです。
C62-2号機(スワローエンゼル)ですが、写真を拡大してみると、後ろに前部のみが映っている機関車も同じC62の3号機でした。きれいに化粧された2号機に比べて何の施しも受けない3号機が少し不憫に感じます。
一時期に復活を果たしたSLですが、そろそろもう一度復活をして欲しいですね。大迫力の重連をぜひこの眼で見てみたいものです。
ついでにスキャンした写真です。D51-70号でなめくじ型ですね。
残念ながら写真に傷がついていまして見苦しくなってしまいましたがこれも岩見沢駅構内での写真です。
撮影年月日は不明ですが、次の写真と一緒に保管されていましたので、1970年の8月頃ではないかと推察しています。
誰を隠そう、5歳の時の私です(^^;)
写真の裏に、昭和45年8月三笠駅構内と書かれていました。実は私の父親はSLの機関士でして、交通の要所といわれた岩見沢の機関区に勤めておりました。また母親の実家が三笠駅の近くにあった関係で、幌内線を走る96(キューロク)が三笠駅で釜を休ませている際に遊びに行き、こっそりと撮影したスナップなのでしょう。
今なら間違いなくクビでしょう。当時は実におおらかだったようですね。(だから国鉄は赤字だったとも思えますが)
ということで、今日は少し懐かしい写真のご紹介でした。
いやあSLって本当に格好が良いですね。力強くて頼りがいがあって。正に機能美の極致と言えましょう。