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公開前から楽しみにしていた映画、マットディモン主演、リドニースコット監督の邦題「オデッセイ」を観てきたが、最高に面白かったよ。

Yahoo!映画でもさぞや高い評価だろうと思ったらそれほどでも無い。なんでだ?

疑問に思って評価の低い人のコメントを読んでみると、概ねみなさん同じようなことを言っているようだ。(詳しくは書かないが)

なるほど、これは状況の説明が足りないのかと。

たしかに、火星に詳しくない人には、ワトニーが何を拾いにいったのかがピンとこないだろうな。パスファインダーやソージャーなんて興味が有る人しかわからないだろうし。その他にも???のシーンが多いらしい。

ほとんどはセリフの中で説明をしているのだが、確かに判りにくいとは思う。

つまりだ、これは本物のSF映画なんだ。

空想物語である事には違い無いが、スターウォーズやエイリアンとは物語の土台からして違うのだ。だから後者のイメージで観る方には、なかなかピンと来ないまま話が進行してしまい、違和感が残ってしまうのだろう。

火星の空が明るすぎるだの、砂嵐なんておきっこないというのは今までの火星探査機からの写真を観れば一目瞭然で決してでたらめとは言えないだろう。

また、比較で出てくる「アポロ13」についてはSFでは無く、むしろドキュメンタリ―映画になるだろう。また「ゼロ・グラビティ」については、宇宙を舞台にした脱出型パニック映画であって、物語としてはシンプルだ。

SF映画とは、敵との戦いや怪物だけがテーマではなく、サイエンスフィクションなんだということを、このオデッセイはあらためて教えてくれる。

さてと、もう一度観たいな。次は2D字幕にしようと思う。意味のあるディスコ音楽もきっと楽しめることだろう。

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