正直言って、どんな映画、どんなTVドラマよりもドラマティックでした。昨夜は動画中継等をみながら、感極まって涙すら出てしまう始末。日本人で産まれて良かった!と本当に思った瞬間でした。

 

おそらく、ただの機械をここまで擬人化して見ることが出来る感性を持つ民族って無いのではないでしょうか。

まさしくこのハヤブサには神が宿っていました。聞けば、管制室にも立派な神棚があり、毎日が神頼みだったとのこと。


艱難辛苦を乗り越えて、ハヤブサは60億kmを7年掛けて地球へ戻ってきたのです。最後の死力を振り絞って地球の写真を撮り、大事なカプセルを放出してそのまま大気圏に突入し燃え尽きるその姿は、まさに火の鳥「フェニックス」のように見えました。神々しいというのはまさにこのようなことを言うのでしょう。
 

本当なら回収してあげたいところですが、相当のスピードが出ているのでそれは無理なのだそうですね。その点だけが唯一残念に思ったところです。もっとも本来はカプセルを地球へ送り届けたあとは、新たな目標に向かって飛んでいく計画だったそうなので、もし、機体が無事ならこうして地球の大気圏に突入すると言う華々しい最後を迎えることは無かったわけで、それはそれで寂しい永久の別れとなったはずです。

こんなに素晴らしいドラマを見せていただいたハヤブサへ、そしてJAXAやメーカーの技術陣には御礼を言いたいと思いました。本当にありがとう。そしておめでとう。
 

それにしても納得できなかったのは、国内のマスコミの対応です。やはり生中継して欲しかったですよね。特にNHKはチャンネルを沢山持っているわけですし、公共放送の役割を担っているという意味では対応すべきだったでしょうね。
 

まあ、NHKにも都合があることなので仕方がありませんが・・。

あとはプロジェクトXのようなドキュメンタリー番組にて詳しく、そして感動的に放送してくれるのを心から待つことにしようと思います。