先日、札幌北区の古本屋で書棚が崩れ、女の子が意識不明の重体になった。

いきなり本棚が自分に向って倒れてくるとは想像だにしていなかった事だろう。とても痛ましい事故で、一日も早く回復されることを祈るばかりだ。

自分は実はとても古書が好きだ。好きとはいっても明治、大正期から昭和初期にかけて出版された旧日本陸海軍関係の本を10冊程度仕入れて大事に保管している程度なのだが。それらをたまに取り出しては読み開き一人でご満悦に浸るのが至福の一時なのだ。

この手の本は、最近はやりのBOOKなんとかという新しいタイプの古本屋では手に入らず、本が山積みとなっている昔ながらの汚い(失礼)古本屋に多くの蔵書があることが多い。
自分は主に札幌狸小路のはずれにある古本屋をちょくちょく物色しにいくが、店内は床から天井まで無数の本が所狭しと積み上げられているのが面白いと思っていた。書棚に収まらない本が年々増加してこのように状況になったらしい。

そこで今回の事故だ。もし地震等が有った場合、この手の古本屋の安全性はどうなのだろうか?本棚どころか、本そのものが山積している店内である。さぞや凄まじい破壊力があることだろう。下敷きになった日にはまず間違いなく命が危ういだろう。

であるからして、当局は古書店の安全性についてはきちんと指導する必要があると思うのだがしっかりとやっているのだろうか?

もちろん行政側だけではなく、古本屋の経営者もいちど自分の店の安全性をよくよく点検して欲しいと思う。万一今回と同様の事故が起きてしまっては取り返しがつかないのだから。

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事故が起きたデイリーブックス(もちろん事故後は営業をしていない)