先の土日は町内の夏祭りでした。妻が子供のドッジボール部の役員をやっているため、私も祭りの準備作業と出店に強制的に参加協力をさせられました。

土曜日は朝6時にグラウンドへ集合です。出店用の大型テント張りのお手伝い。朝のテント張りだけに、こういうのはやはり男の出番なんでしょうか(笑)
(余談ですがやっぱり男と女は区別すべきでしょうね。力仕事は男の仕事だと女性はみんなそう思っているしね。今のジェンダーフリーは女性を優遇するばかりで男性逆差別になっているとしか思えない・・・)

ま、それは置いといて、その後午後3時からはお好み焼き係です。とにかくひたすら焼き上げていくわけです。
火の調整が少し難しかったのですが、調整後は順調に焼き上げていきました。途中少しだけやけどをしましたけど大丈夫。途中で交代してもいいよと言われるまでぶっ通しで焼き続けました。

お好み焼き

で、土曜日には民主党の小林ちよみ議員が、日曜日には自民党の町村信孝議員が私服で挨拶に来ていました。こんな小さな町にさえ議員さんがわざわざ祭りに来るのですから、全国的にも政治家はあらゆる祭りに顔をだすべく走りまわっているんでしょう。確かに田舎では大勢の人が集まる機会といえば祭りと葬式って感じですから(笑)

北海道5区はこのお二人のうちのどちらを国政へ送るのか、すべては8月30日の衆議院選挙で決まるわけです。個人的には町村さんを応援したいと思っているのですが、はてさて一体どうしたものか・・・。
どうも2世議員だとか、お金持ちだとかいう否定的な意見も巷にはあるようですが、明晰な頭脳や国際感覚、そして官房長官時代の落ち着いたマスコミ対応など派手さが無い分、人として信頼できそうだと私は思っています。

民主党のマニフェストは確かに一納税者としてみたときには非常に魅力的です。しかし、これこそ単なるばら撒きであって、財源の根拠が甚だ心もとないものでしかありません。
昔から、甘い話には裏があるっていうではありませんか?怪しい儲け話に飛びついては損したと騒ぐ人が後を絶ちませんが、どうしてもそんな気がしてしまうのです。これは自分が慎重だからなのか、それとも単なる臆病だからなのか・・・

在京マスコミも民主党にはなぜか追及が甘いし、なによりも民主党は地方のことを本当に考えているのだろうか?という疑問に対しての答えがほとんど無いのが気になります。
例えば高速道路を無料にすると言えば聞こえはいいのですが、北海道の高速はまだ完成していないわけで、にも関わらず自動車税などを他府県の方と同じだけ負担することになるのはとても不公平とは言えないでしょうか。また、公共事業を抑えるとあきらかに地方経済が廻らなくなりますが、その対策をどうするつもりなのかも全く説明がありません。子供のいない人にとっては増税以外のなにものでもない子供手当は、子供が欲しいのに出来ないという人にとってはとても残酷な施策とも思えます。
評価できるところとしては、せいぜい無駄な外郭団体を減らし、天下りOBの行き場を無くすというところ位でしょう。ただし、外郭団体といえどもプロパーの社員がいますし、彼らには何の責任が無いわけです。重要性も何も考慮せずにすべて廃止だなんて流石にちょっと乱暴な話だとは言えませんか?

それじゃ今までのように自民党に任せても大丈夫かというとこれはこれでまた不安なのは事実。でもどちらも嫌だというのならば、あとは自分が議員になるしか無いわけで、そんな能力の欠片も無い自分としては、消去法にて残った方へ一票を投じて願うしか術が無いわけです。

あと1か月ちょっとで国民の出した答えがはっきりします。果たしてどういう結果となるのか、毎日のTVニュースからは目が離せません。