デスクトップPC用のメモリをビックカメラで購入してきた。
DDR2 PC2-6400 CL5 1GBモジュールの2枚セットなのだが、価格はなんと¥2,780(税込)だった。ポイント10%が発生するので、実質的には¥2,502(税込)だ。もちろんこれは新品のモジュールである。
 

メモリモジュール


それにしてもどうしてこんなに安くなったのだろうか?

恐らく、世界的な不況による在庫過剰と急激に進んだ円高による恩恵ではないだろうか?

今から12,3年程前の話で恐縮だが、当時主流だったNECのPC98シリーズ用の4MB SIMMが1枚8万円もしたことを思い出す。その時はたしか1MB=2万円以上もしたのだ。


おいそれとは買えない価格だったため、当時は自分の上司が持っていたSIMM 8MB分と、自分が使っていた古い軽自動車とを交換してもらった事さえある。今ならまるで考えられない行動だ。それから10数年経った今では、容量が1,000倍以上になり、価格は逆に10分の1以下となったのである。


いやはや技術の進歩とは本当に恐ろしい・・と思う反面、これではビジネスとして成り立たないのではないか?と他人事ながら心配してしまう状況である。
 

ということで、搭載メモリが少ないPCで不便を感じている人は、今の内に買っておくことをお勧めしたい。
PCの快適性はCPUスペックよりも搭載メモリの量の方が重要だからだ。スワップ回数が激減するためにHDDの負担も減り、その結果としてPCのトラブルそのものが減ることになるのである。

メモリの増設は、僅かな投資で業務の効率もあがるなど良いことだらけなのである。ぜひこの機会にメモリを増設すべし!