先日NHKのBSハイビジョンで放送されていたのを全話録画し、毎晩一話づつの視聴で昨晩に見終わった。
録画機能付きのTVって本当にいいものだ。今までTVなど録画したことが無かったのですが、これなら楽に録画が出来るので、ついつい余計な番組も録画してしまう。

さて、アウシュビッツとは、第2次世界大戦中に、ドイツ第3帝国により占領下のポーランドに作られた強制収容所である。ここで行なわれたのはホロコースト、ユダヤ人の抹殺で、諸説色々あるが、民族浄化の一環として150万人から600万人が殺されたという人類史上最もおぞましい残虐な行為である。これはもう戦争ですらない。

それにしても人間というのは、組織の指示と出世欲があればここまで残虐になれるのかと驚愕する。仕方なくというよりはむしろ率先して殺人の実積を積み上げて功績にしていったのである。

もちろん戦後は戦争犯罪人として裁きを受けることになるのだが、中には一般人になりすまして何食わぬ顔を生き抜いている者も多く、更には罪の意識さえ無い元親衛隊もいることには大変驚いた。

一方、過去の日本では、このような大規模なホロコーストは行なっていないわけだ。朝鮮半島はあくまでも日韓併合であり、南京事件(大虐殺についてはやや懐疑的)についても日中の戦争状態の中での不幸な出来事だ。
もちろん相手国に多大な被害が有ったのは事実であろう。しかし異論はあるにしても良いことも沢山している。なので、殺戮一辺倒だったナチスドイツと日本とは、いくら同盟国だったとしても一緒にはして欲しく無いと思ってしまう。

また、日本人も東京大空襲、沖縄戦、広島、長崎の原爆と米国によるホロコースト、シベリアでの強制労働等、多くの被害があり、戦争はもう懲り懲りなわけだ。
このように戦争加害者であり、また戦争被害者でもある日本は、戦後63年間は一度たりとも戦争をしていないのだから、もっと世界から、特に中国や韓国からは評価されても良いと思う。

ナチスドイツ解体後は東西ドイツに分裂していたが、それも今では統一され、欧州連合の中心国として、ヨーロッパの発展に力を入れている。GDPも日本に次いで世界3位だ。

このことを日本と対比してみると、進出先を徹底的に破壊したナチスに対して、日本の進出先は、植民地ではなくあくまでも日本国内として開発をしてきた。満州しかり朝鮮半島しかり台湾もそうだ。あきらかにナチスドイツよりも罪の重さで言えば軽いだろう。無論人の命の重さには変わりは無いが。

当時苦しかったのは恐らく中国人や朝鮮人だけではなかっただろう。我々の先祖も血と汗を流して働いてきたのだ。一部の暴走した軍部のために、日本人全体が嫌われているのだとしてら本当に残念なことである。

ただ、同じアジア人としてそろそろ過去を水に流してもらわなければならない。今後はアジア連合を構成することで、このアジア地区の経済の発展のために協力し合う必要があるからだ。

最後は話がすこしずれてしまったが、アウシュビッツを見て、あらためてそう思ったのである。
それにしてもなんという罪深い話だろうか。

多くの犠牲者に合掌。