不評のTASPOが無くてもタバコが買えるというのが売りの自動販売機が登場しているようだ。

顔認証たばこ自動販売機

顔認証たばこ自動販売機2

顔認証たばこ販売機3

この販売機の特長は、顔認証機能により成人か未成年かを自動で判断してタバコを売ってくれるのだという。
一体どういうロジックでそれを判定しているのかを詳しく知りたいところである。

例えば、童顔の方や実年齢よりも若く見える女性などは果たしてどうなるのだろうか。運転免許証で確認することも出来るとあるが、この場合も違う人の免許を借りた場合等はきちんと弾くようになっているのだろうか。

と心配していたら、どうやら噂ではこの顔認証機能は未成年でも購入できたり、印刷物や写真をセンサーにかざしてもパスしてしまうらしい。なんだそりゃ・・チェックしていないのか?!!もうびっくり仰天である。

<財務省困惑・・・顔認証たばこ自販機に欠陥発覚>
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080625/trd0806250748002-n1.htm

財務省もこんなことに中途半端な知恵を使うまえに、もっと他にやることがあるのでは?
そもそもここまで金を掛けて規制する必要性は果たしてあるのだろうか。未成年者の喫煙防止はそもそも親の責任であろう。抜け道だらけで、街のタバコ屋さん潰しくらいにしか効果が無いように思う。

一方でたばこの自販機業界はしっかりと潤っているのではないだろうか。ここまであからさまだと、財務省のOBがJTへ、JTのOBも自販機メーカーへと順に天下りしているんじゃないの?と邪推してしまうのである。

天下りは何も建設業界だけの話ではないだろう。某道内大手マスコミは、広告の少ない地場建設業者ばかりを叩かないで、こういうところにもきちんと取材や調査をすべきだ。一方的な報道は巨悪を隠蔽するためではないかと勘ぐりたくなってしまう。
それにしてもこのタスポ騒動、本当にばかばかしい話なのである。

自分は平日スモーカー(休日は吸わない)なのだが、近々タバコを完全に辞めると断言しておこう。男に二言は無いのだ。