モリモリ通信とは、島根の建設会社でお仕事をされているワチキさんという方が開設されたHPです。
リンク先をみますと、もぐらさんをはじめとしたおなじみの建設ブロガーの方達が顔を並べておりますね。
流石です。私もぜひお友達になりたいですね。
ということで、このHPで見つけた『浪花節CALS 12の心得』を紹介しましょう。
非常にユニークな視点でCALSを斬っておりますよ。
1.エクセルが使える。 (ワープロは使えなくても良い)
2.CADで施工図が書ける(Auto CadでもJW_CadでもDXFで保存できるなら何でも良い。JW系推奨)
3.データーを圧縮してメールで送れる。インターネットで探し物が出来る。(H画像含む)
4.デジカメで年賀状が作れる。(画像処理が出来る。どこのソフトでも良い。)
5.何事も「フリーソフト」で考える。
6.苦情、要望、たかりに、臨機応変に対応できる。 (社内外問わず)
7.発注者を説得できる協議文章が作れる。(「担当が分らず屋で・・」と言い訳しない。)
8.サービス工事はしない。(原価だけでもむしり取る。)
9.歌って(発注者、地元、関係者とコミュニケーションが作れる) 踊れる(現場管理のフットワークが良い)現場代理人をめざす。(昼も夜も)
10.経営者と同様、10年後の業界と会社がイメージできる。
11.そのイメージを共有できる後継者を育てる。
12.義理と人情を大切にする。(決して、建設業の談合を賛美するものではありません。)
1〜6まではやる気と時間が解決する。7〜12は「人間」が相手です。あなたは何個○がつきますか? ワチキは12番と9番夜の部は二重丸です。
だそうです。(笑)
この中で、自分にとって最も重要な課題は10番ですかね。
はたして10年後にはCALSはどうなっているのでしょうか?そもそもCALSは死語になっている可能性もありますよね。完全に普及して一般化するか、失敗して忘却の彼方へ追いやられるかの何れかでしょう。
少なくとも後者にならないよう、CALSをソリューションに結びつけようとしている我々としては、今後更に知恵を出していかねばならないわけです。
でもねぇ・・・
現状ではやはりセーフティネットも必要といったところですよねぇ。
そのセーフティーネットについてはいずれ書きます。
Comment
後継者の育成ですか、ワキチさんなら確かにその通りでしょうね。
CALSについては、暗中模索の状態がずっと続いておりますね。
我々の目指すものは、単なるCALS対応だけではないわけですので、やはり本来のソリューションをキーワードに知恵を出していきたいです。
機会がございましたら、ぜひ一献やりましょう♪
リンクありがとうございます。
約7年前に書いた記事で、
今となっては時代遅れですが
自分でも結構気に入っている目標です。
ワチキの最も重要な課題は11番です。
縁があれば、一度飲みたいものです。
はは、おんなじですね。
10年後どころか1年先もわかりません(笑)
●もぐらさん
ソフトを販売しているものが言うのも変ですが、Googleなんかを見ていると、その内ソフトというソフトがみな無料になってしまうような気がして背筋が凍りますよ。
最後はリテラシーがキーワードになってくるのかも。
以前は何が何でもフリーにこだわって探す・無いものは造る、ようにしていました。でも苦労しても時間のロスが多くあり、それよりもいいソフトを買うほうが結果コストが少なく済むことがほとんどだと思います。
この12カ条。サラリーマンの土木技術者なら納得行く人が多いと思いますよ。
コメントする