国土交通省近畿地方整備局より、第一回電子納品に関する手引き(案)(営繕工事編)【第2版】への意見募集が行われていますのでお知らせします。
 

【主な改訂作業内容】

1.手引き(案)の分冊化
業務編と営繕工事編とにそれぞれ分冊化。
 

2.手引き構成(目次構成)の改正
電子納品の流れに沿った形で、目次構成を改正。
 

3.電子成果品の流れの明純化
電子成果品の流れ(工事発注〜保管管理)をフローチャート図により明示。 「着手時・納品時チェックシート使用時期」などについても記載。
 

4.「電子成果品の作成」に関する説明項目の追加
○「受注者の作業の流れ(事前協議〜発注者へ提出)」をフローチャート図により明示。
○「地理情報」の取得方法などに関する説明項目追加。
○「電子媒体作成」のCD-R格納イメージ、チェックシステム、CD-Rが複数枚に渡る場合、などに関する説明項目追加。
○「工事写真」の電子媒体作成方法、取扱いなどについて説明項目追加。※1
 

5.電子成果品の作成部数・保管先などの明確化
電子成果品の作成部数、相手庁引き渡し部数、(正・副)保管先などについて、 フローチャート図を活用し明示。
 

6.記載不要内容の削除
「特記仕様書の記載例」「各種管理ファイル作成パターン」などに関して削除。
 

7.添付資料の追加
「格納ファイル整理番号表」は参考資料として添付で残した。

Q&A集を作成(予定)
 
【方針変更・追加事項】

1.図面ファイルのDWF変換化(3-7図面ファイル)
変更内容:(変更前)SXF変換 → (変更後)DWF変換※2
変更理由:入札図面等DL制度の本格的導入に向けての対策。SXFデータは、容量が大きく電子DLに活用できないが、DWFデータは容量が小さく活用可能であるため。
 

2.CD-Rラベル記載項目の簡略化(3-8-4電子媒体ラベル)
変更内容:総括監督員の印鑑欄を削除。
変更理由:工事に関する主な書類の捺印は主任監督員までであり、他の書類の位置付けと敷居を合わせた。また、業務の効率化にも起因するため。
 

3.電子成果品のチェックシステムの強化(3-8-6電子媒体納品書)
変更内容:「電子成果物作成支援・検査システム」以外に、「市販のチェックシステム」も使用して電子成果品チェックを行う。また、市販チェックシステムのチェック結果書類も提出※3するものとする。
変更理由:「電子成果物作成支援・検査システム」のチェックが非常に緩いため、電子成果品の精度が非常に悪いのが現状である。電子成果品の精度向上を図るため、市販チェックシステムのチェックを追加した。
(当時は官庁営繕用が市場開発時代で合ったため、作成ソフトが存在してなかった。)
 
【検討中事項】

「1-7-2電子納品適用項目」
今後、意見収集を行い、電子納品適用項目について見直し・明確化を行う。
 業者規模等により区分けするのは本来の趣旨に反するため基準の見直しを行っていきたい。
 

「3-7-1図面データの引き渡しについて」
今後の展望も考慮し、図面データの引き渡し内容・方法について明確にする必要がある。CADファイルは存在する場合があり、別業務で作成した内容を効率良く引き継ぐ方法がまだ明確になってないためそれらも見直しをかけていきたい。
 
「3-8-7電子媒体格納構成表」
 相手庁は電子成果品を受け取ってもフォルダ構成・ファイル格納先などが分からないため、必要なデータを見つけられない。この打開策として、「フォルダ 構成・ファイル格納先」を示した資料の作成が必要であるが、膨大な作業となりかねない。ま た本来、電子納品を見るためのソフトがあればこの作業は不用であることから、その当たりを検討していきたいと考える。
 
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※1  工事写真については、XML管理ファイル化にまでは言及されていませんでした。自分としてはこの部分の改善を図って欲しいのですが・・・
 

※2 SXFが否定されてしまいましたね。DWGの方が使い勝手が良いということです。たしかにそうかもしれませんが果たしてこんなことで良いのかどうか疑問に感じますが・・
 

※3 市販のチェックソフトを利用するとなっていますが、これは何を使っても良いということなのか、近畿地方整備局で使用しているソフトを利用する必要があるのか不明です。

尚、この内容については現在意見募集中となっておりますので、該当する地域の受注者の方は疑問点などを意見したほうが良いと思います。

詳細は以下へどうぞ
http://www.kkr.mlit.go.jp/(TOPメニュー)

http://www.kkr.mlit.go.jp/build/_technique/soan.html(直リンク)


【ご注意】
意見の募集期限がどこにも記載されていないようです・・・