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無題のブログ

ブログタイトルを「無題のブログ」に変更しました。管理人「たけごろう」が適当なことを書き散らかすだけのブログです。

2010年02月

10 2月

CALSはもう終わったのだろうか

CALS/ECの目的はもう達成できたのだろうか。特に電子納品については、電子化の意味を見出すところにまで、はたしてたどり着いているのだろうか。2010年には全市町村で導入され利活用されるというのが国交省の描いていた絵ではなかったか。
 

自分の身の回りの市町村を見回してみても実際の運用が始まっている自治体はほんの一握りだ。
 

真剣に導入した都道府県での実態はどうか。CALS/ECの資格であるRCEやRCIの取得者を評価しながらも電子納品は導入しないと宣言している自治体もあるそうだ。激しく矛盾したことをやっているとは全然認識できていないのだから恐れ入る。
 

今に始まったことではないが目的がねじ曲がった方向に向いてはいるように思うのである。最近の状況をみていると、CALS/ECについてはどうやら根本的に見直す時期に来ているとしか思えないのだ。

はたして、こうなってしまった責任は一体どこにあるのだろうか。自分の考えではあるが原因は3つくらいに分かれると思っている。
 

一つ目は一部の建設業向けのソフトウエア業界が欲を出し過ぎたのではないかということ、二つ目は土木施工会社に高度な電子成果品を求めすぎたこと、そして3つ目は発注官庁側の無理解だ。特に3つめの発注者側の無理解はいつまで待っても直ることが無かった。なにしろ2年ごとに転勤で担当が変わるので、真剣に覚えようとはしていないのではないかと思うことさえあった。
 

今では、官民の癒着などはありえない時代になってきたのだから、転勤のスパンをもっと長くしてもいいのではないだろうか。職員の転勤には毎年かなりの税金が使われてから、その削減にもなる一石二鳥のアイディアだと思うがいかがだろう。
 

また、我々ソフトウエア業も果たして適切な価格でのビジネスをやってきたのだろうか。
 

私の手がけてきた写真管理ソフトや電子納品支援ツールなどは、普及の段階になった時点でかなり安価にはなってきたが、自分の中ではもっともっと安くしたいと思っていたのだ。
 

市町村工事でも電子化が進むのであれば、全国で55万社あると言われる巨大な市場が誕生するからだ。ところが現状では、全国でせいぜい2万社程度の建設会社に電子納品の必要性が生れた程度に留まっているだろう。その結果2万社の顧客を数十社あるといわれるソフト会社が奪い合う構図になってしまったのだ。
 

その中でも特にCADソフトに関してはとても可愛そうだ。OCFが音頭をとって大々的に普及させようとして企画したSXF。難しいOCF検定をパスしなければならず、どこのCADベンダーも莫大な開発費を掛けて対応したののだろう。で、ライバルはグローバルスタンダードである巨大なAUTODESK社。
 

このままでは国産CADは全滅してしまう。おそらくそういう恐ろしさがあったのだろう。みなで団結して対抗しようとしたわけだ。そうして作られたのがSXFであり、OCFなのだ。
 

更にフォーマットだけではダメで、線種や色、レイヤーまでもすべて決めておくと、自動積算も可能になるということで、CAD製図基準(案)が誕生した。
 

そうして、細かいところまで決めてしまったので作図にエライ手間が掛ることになってしまった。忙しい現場の代理人はそこまでのことを対応するのがなかなか難しくなってしまったし、チェック機能や自動変換機能といった、本来のCADの性能とは全く違う部分で評価がされてしまうようになってしまった。
 

無論そんなCADが大量に出回るのであれば、ビジネスとしても大成功だっただろう。
 

ところが、実際の現場ではほとんどの現場代理人が自ら図面を描くことが出来なくなってしまったのだ。あまりにもルールが細かすぎて、本来の施工を行いながら図面を作成するためには、ずっと現場事務所に籠って図面を描く技術担当を置かねば対応するのが困難になってしまったからだ。
 

人を増やせばと当然工事の利益率が落ちてしまう。なので、新ビジネスとして生れてきたのがいわゆる電子納品支援業者である。実際に今では完成図面についてはほとんどの現場で外注化して対応しているのではないだろうか。
 

技術が売りのはずの建設会社だ。本来は自分の会社が施工した図面は自分で描かなければならないのに、こうして今ではすべて外注に書いてもらうという本末転倒の状況になってしまったのである。
 

中には外注に描かせて発注者へ納品した完成図面データを自ら開くことすらできない建設業者が存在するのだ。なので、当然CADはなかなか売れないのである。
 

結果的には、CADを購入して一生懸命に使っているのは電子納品支援業者だけとなってしまった。実際の建設業者はSXF対応CADを数ライセンスだけ持っていれば事足りる。
 

ということは、CALSの導入によってCADベンダーの経営を厳しくし、更に建設会社の図面作成レベルを引き下げてしまったとは言えないのだろうか。
 

さらに、発注者側の対応がとても遅く、CALSを推進しなくてはならない立場の発注官庁からは今になってもAutoCADの図面が提供されてくるような始末だ。しかもいざ蓋をあけてみると、SXFよりもAutoCADのデータのほうが軽くて便利だったとみな気がついてしまったという。大々的に謳っていた自動積算という未来像は一体どこに行ってしまったのか。
 

あげくのはてには発注者側が違法コピー版を使ってまでしてAutoCADに固執していたという某自治体が有ったのだから、もう何をかいわんやである。
 

やはりCALSはもう終わったのかもしれない。なんだか10年に亘って壮大な茶番を見てきたかのようだ。

で次はどうするだろうか。ICT利用による情報化施工の普及が次の狙いだとは思うが、電子納品よりも数段高度である。電子納品ですら上手くいかなかったのに、そう簡単にはいくまい。
 

はたして普及するのかどうか、これからも勉強するとともに見守っていこうと思う。

9 2月

バリカンを購入した。こりゃいいや。

先日ヤマダ電機でバリカンを買ったので紹介しておこう。

目的はただ一つ。自分の散髪代を完全に浮かすためである。年間2万円前後かかっている散髪代がなんと0円になるのだ。仮に5年間使えば10万円も浮く計算だ。

息子の髪を切るともっと浮く。(息子は嫌がっているが・・)

バリカンを買った理由はそれだけではない。

自分の場合は頭髪が少ないのに、なんで髪の多い人と散髪料金が同じなのか、といつも理不尽に思っていたのだが、これでその悩みからも完全に開放されることになるのだ(笑)
しかも、いつでもどこでも髪を刈ることができる。良いことだらけではないか。

購入したのはこのパナソニック製のER510Pという毛くず吸引タイプだ。

http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=ER510P

商品画像.jpg

これならば髪の毛で床を散らかすおそれも少ないだろう。
実際につかってみると自分ひとりでも簡単に頭を丸めることができた。これは優れものである。

ということで、これからは頻繁に髪を刈りそろえることが出来るということで、なんとなく幸せな気分が味わえた実に良い買い物だった(笑)

8 2月

建設ITガイド2010

2月1日より、(財)建設物価調査会さんから建設業向けのソフトウエア製品などが網羅された建設ITガイドの最新版、「建設ITガイド2010」が発売されましたのでご案内いたします。

縁がありまして、私もGoogleに関する一部の原稿を執筆させていただきましたので、ぜひ皆さまにも読んでいただければと思っております。

ご購入は最寄りの本屋さん、またはネットでお求めいただけます。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


7 2月

娘の服よりもりかちゃん人形の服の方が値段が高い件について

今日の午前中は除雪作業を行い、昼食後は家族で街まで出かけた。

ビックカメラで自室へのLAN線引き込み用のモジュラージャックやフェースプレート、追加のLANケーブルを購入したあと、おもちゃ売り場に行くと、今日から始まった新TVアニメ「ハートキャッチプリキュア」のおもちゃがずらーりと並んでいる。

結局せがむ娘に根負けし、「ココロパフューム」と、りかちゃん人形の洋服を買ってしまった。

DSCN1985.JPG
ハートキャッチプリキュアのココロパフューム

DSCN1983.JPG
リカちゃん人形の服と西松屋で買った娘の服

こんなに簡単に買っていては忍耐力の無い娘になってしまうのではという心配もあるが、欲しいものがろくに買ってもらえなかった自分の幼少時代を思い出してみると、いつも我慢させられたからと言っても決して忍耐力がついたとも思えない自分がここにいる。いや、むしろ逆にひねくれてしまったくらいである。
なので、賛否両論だとは思うが欲しいものを与えられて心が満たされたほうが精神衛生上も良い、という今の自分の考えに沿って買い与えることにしたのだ。

ビックカメラからの帰りには、あかちゃん用品専門の西松屋にも寄って娘の服を少々買った。やはりかわいい服を着せておきたいのは娘を持つ親としては当然のことであろう。

DSCN1984.JPG

だが、りかちゃん人形の服よりも人の着る服の方が安いのにはいつもながら疑問に思うのであった。リカちゃんの服が\840に対して娘の服は\299なのである・・

生地も糸もたくさん使う服のほうが安い・・・しかも両方とも中国製なのだ・・・

安く作って高く売るタカラトミーは頭が良いという事なんだろうな。

6 2月

データ喪失を防ぐためには

今回、NASの故障でとても痛い目に会い、あらためてバックアップ体制は家庭でもとても大事だということを認識した私です。
 

デジカメのデータやビデオカメラの動画は二度と取り直しが出来ないものですから、しっかりとした対策を行っておく必要があるのは当然のことだったわけです。


なので、私は小型のUPSにRAID10タイプのNASを接続しての組み合わせで今後運用していくことに決めました。2度と(小さいトラブルをいれると実は3度目だったり・・)と同じ苦しみを味合わないためにです。


NASを利用しているご家庭でUPSを利用している人ははたしてどのくらいいるのでしょうか。また、利用していない場合は万一停電等が起きた場合のことをどう考えているのでしょうか。


最低でも他のHDDにコピーをしておいたり、DVD-Rへ焼きつけておいたりということはやっておかないとならないでしょう。もし、そんなこともせずに使っているとしたら、それは今までたまたま運が良かっただけなのです。


今からでも遅くはありませんよ。備えあれば憂い無しです。

5 2月

絶望的なデータ復旧

某データ復旧センターへ依頼した見積もりが出てきた。その額はなんと16万円という高額なものであった。
 

とても痛い出費(痛いなんてもんじゃない)ではあるがこの際依頼することにしようと思う。なにしろ家族の思い出が詰まった大事なHDDなのだ。データを喪失したままだなんてとてもじゃないが考えられないのだ。


それはそうとして、小さいながらもIT系の企業に勤める自分としてはこれ以上の不覚は無い。ITアドバイザーとしてももちろん失格だ。


故障の原因は、どうやら娘がNASのコンセントをいきなり抜いてしまったり、洗濯機とアイロンとオーブンを同時に使ってブレーカーを落としたりと自分が不在の間にいろいろとやらかしていたようだ。
 

自宅での利用とは言え、そういうこともあらかじめ想定して2重のバックアップ体制やUPS(無停電電源装置)の利用を心がけておかねばならなかったのだ。


正直言ってこんなに早く壊れてしまうとは全く想定していなかったことがとても悔やまれる。口ではバックアップの重要性を方々で語りながら自分自身がそれを怠っていたのだから弁解の余地は無い。
 

今回の事態を本当に深く反省し、2度と同じ過ちをしないように気をつけようと思う。まだデータの回収が100%出来るという見込みは無いが、高い勉強代として今後の糧にしたい。
 

ということで、今日は日高方面にまで遠征だ。気を落とさずに、金策を練りつつ交通安全に気をつけて行って来ることにしよう。


それから、当面の間は夜のお付き合い(プライベートな飲み会)は制限モードにしようと思う。多少付き合いが悪くなるかも知れないがどうかご容赦を。欲しいものも当分は辛抱しなくてはなるまい・・(iPhoneが遠のいた・・)

この日記を読んでいただいた皆さんは、この愚かな私と同じような苦しみには逢わないように気をつけて欲しい。他者の失敗を自分の教訓とすべし、である。


それにしても16万円・・・痛い。痛すぎる(号泣)

デバイスとしてはパーテーションも含めて写真のようにWindowsXPでも認識されている。もう少しでデータを取り出せそうで取り出せないのはものすごく辛い。
 

PIC00900.JPG

4 2月

嬉しい電話

昨晩、自宅でNASの復旧作業で苦心していると、携帯の着メロが鳴った。出遅れて切れてしまったが相手は東京の某団体職員のYさん。私からかけ直すとすぐにつながった。

彼は先週も札幌へ出張してきていたのだが、そのまま全国各地を飛び回っているらしい。なんでも自宅にはまだ帰っていないのだとか。本当に頭が下がる。

で、昨日は群馬県にいたらしい。私もよくお世話になった前橋の某イケ面団体職員のAさんと一緒に飲んでいるとのことで、酔った勢いに任せての電話だったらしい(笑)

そんな彼らがぜひまた私と一緒に仕事をしたいと言ってくれるのがとても嬉しかった。今まで自分が苦心しながらも精進してきたことが評価されたとも思えるわけだからなおさらの事だ。

実は北海道から群馬というのは実はかなり遠い。最寄りの飛行場が羽田空港だし、東京から新幹線経由でなければ移動できない場所なのだ。
新潟空港や松本空港経由でも行くことはできるが、航空運賃が全然違う。千歳→羽田なら現在は片道1万円を切るのだから他の交通手段はなかなか選びにくい。

北海道新幹線が札幌まで延伸すれば鉄路での移動も現実的な選択肢にはなるが、私が現役のうちに結ばれることはあるのだろうか。また料金もどうなるのか。

そんなことは置いておいて、次はAさんにもぜひ札幌に来ていただいて打ち合わせをしたいところである。前橋も良い街ですが、ススキノには浪漫があるのだ。

YさんAさんコンビなら、朝までコースは確定だろうなぁ(笑)

4 2月

この冬一番の寒さかな

節分も終わり、今日は2月4日。一説によるとゲーム「ぷよぷよ」の日らしい。2424でぷよぷよか。

そんなのはどうでもいいのだが、今朝も激しくシバレましたね。ほんとうに寒いったらありゃしない。車に乗ったらハンドルが冷た過ぎて参った。

あの池田信夫氏が今朝twitterで、「北海道は最低気温マイナス30度。息をするだけで寒い。みんなが寡黙になる理由がわかる」と書いていましたが、本当に自分もそう思う。この寒さでは朝からテンションを高めるのは至難の業だ。

件のNASの件、昨晩logitecのサポートセンターへFAXにて連絡をした。なぜfAXかというと、電話サポートはナビダイアルを利用しているそうで、電話した側に20秒ごとに10円の通話料がかかるのであった・・・。

なので今は返事待ちである。はたしてどういう回答がくるのやら。

いろいろとコメントを下さった皆様、どうもありがとう。まだまだ私の戦いは続くのであった・・・

 

3 2月

今日は節分ですね

なんだか公私ともにバタバタとしていますが、今日は早めに帰宅して豆まきをしようと思います。
我が家でまく豆は落花生なのですが、まいた後に拾って食べてしまうのは落花生だからこそ出来ることなでしょうか。

玄関から外にもまくのですが、我が家の場合は豆が雪の上に散らばるだけなので、速攻で回収することにしています(笑)

 

 

2 2月

2222の日

今日は平成22年2月2日と2が4つ並ぶ日です。なんとなく嬉しいですね。

ということは今月の22日は2が5つ並ぶのでもっと嬉しい日ということになりますか。

記念に郵便局の記念切手か駅の入場券でも買うことにしましょうかね。

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