「「土木工事共通仕様書」を適用する請負工事に用いる帳票様式共通タグ(案)XMLスキーマ定義書Rev.1.0」が国総研のHPにて公開されました。
【国総研】
http://www.cals-ed.go.jp/
【直リンク】
http://www.cals-ed.go.jp/index_dl_rev20.htm
これでCALS/EC最後の書類の様式が規定されたことになります。
出来形管理、品質管理の帳票については検討中となっていますが、策定された帳票の定義を用いて、今後は各種システム開発が進められることになるでしょう。
ただ、今回定まった帳票、118種類はいずれも国が使用するものであって、各自治体で独自の帳票を使っているような場合には新たに定義しなおさなくてなならない恐れがあります。
それでも、印刷イメージファイルと帳票属性ファイルは関連付けだけですから、比較的運用時の自由度は高いでしょう。具体的には、○○県のA帳票を△△県のA帳票に変換(コンバート)といったことも可能になりますし、○○ソフトの××データを△△システムに取り込むといったことも可能になるわけです。
これはこれでなかなか便利そうな定義ですので、CALS/EC関連のソフトベンダー各社は必ず対応しなくてはならないでしょう。