先日、東京タワーにある有名な「東京カレーラボ」に行ってきました。
赤羽橋駅近くから見る東京タワー
これが東京カレーラボ」だ
カウンターには液晶ビジョンがはめ込まれている
ビタービーフカレー+スパイシーポークカレー
さて、そのお味の方はというと、流石に旨いです。旨いのですが、普通の旨さというか、インパクトはあまり無いのが残念ですね。「COCO壱番屋」とか「リトルスプーン」よりは少し旨いレベルといったら東京カレーラボFANに怒られるかな(笑)
今回、私の頼んだこのカレー(ビタービーフカレー+スパイシーポークカレーの相がけ)はなんと1,550円もします。カツが乗っているわけでもなく、肉もちょこっと入っているだけです。2種類のルーで本来は1,000+1,000=2,000円だと思えば、リーズナブル?いやいやそんなことは決してあるまい。 松屋ならカレーと牛丼が一緒になったカレギュウがわずか610円で味わえます(笑)
ライスも普通のライス。サフランライスなどが出てくる札幌スープカレーと比較するまでもなく、手間があまりかかっていないように思えてしまうのが残念です。もちろんルーにとても手間暇を掛けている(ビタービーフカレーは黒ビールで煮込んでいるらしい)ことは良く判ってはいるのですが見た目では全く判りませんからね・・・
一方、札幌スープカレーの方はというと、鳥足が一本まるまる入っていたり、野菜がたっぷりと入っていたりととても手が込んでいて、見た目がとても華やかなんですね。しかも辛さの調整も出来るというメリットがあります。それでいて概ね1,000円以内で収まるのが嬉しい。
価格については、食後の処理も皿洗いも1枚で済み、スプーン、コップを洗うだけととても作業も楽なはず。スープカレーのお店は最低でも皿は2枚は使います。また、割り箸のようなゴミも極めて少ないのがカレー専門店の特徴なので、一般のレストランよりもコストが掛からないはずです。そういう点からして、私にはどうしても割高に見えてしまうのです。
まてよ、そう思ってしまうのは、もしかして自分って貧乏ということなんだろうか・・?(笑)
その他、爪楊枝は無いし、汗拭き用のティッシュが無いのにも困りましたよ。私の場合はビーフの筋が歯に詰まりやすいので、爪楊枝はどうしても欲しい。また辛い食べ物を食べると汗だくになる体質なので、ハンカチがすぐにダメになるのです。ポケットティッシュもあっという間に無くなってしまう自分としては、辛さの選択が自分で出来ない以上はBOXティッシュを置いておいて欲しかったなあ。これって我侭?
ということで、この「東京カレーラボ」がリピーターを増やすには、20%程度価格を下げることと、爪楊枝やティッシュを置いておくことかな。(笑)
とても旨いカレーなので、もっと多くの方に食べてもらえるような料金設定とサービスで頑張って欲しいと思います。無理かなぁ・・テナント料が高そうだもんなぁ・・。
でも、“ラボ”と銘打っている以上はぜひサービス面も研究してみて欲しいと思いました。
最後にもう一度このお店の名誉のために書いておきますが、とても旨いカレーである事は間違いありません。きっと、比較する対象が間違っているのでしょう。ごめんなさい。